検査部

CT検査
CT(Computed Tomography: コンピュータ断層撮影)とは、 X 線を利用して身体の内部(断面)を画像化する検査です。
画像処理を行うことにより、身体の細かな情報を得ることが可能です。
撮影の際は、ベッド(検査台)に寝た状態で、筒の中に入ります。
検査部位や目的によって検査の時間は異なります。

日立製Supria (16 列マルチスライス CT 装置)
連続で写真を撮ることができ、一回の検査においても時間がかからず、息を止めることができない方でも検査が可能です。
超音波と組み合わせていろいろな疾患の診断が可能です。

主な特長
(1)オープンかつコンパクトなデザイン
  被検者の圧迫感が少なく、位置決めなど使い勝手を高めるために、16列CT装置としてトップクラスの開口径(75cm)を実現。
(2)先進のノイズ低減技術を標準装備
  「Supria 」に標準搭載する「 Intelli IP(Advanced) 」は、逐次近似再構成の原理を応用した先進のノイズ低減技術で、CT装置の被ばく低減効果とノイズ低減による高画質化が期待できる。
(3)高速回転と高精細画像の両立
  1秒未満の高速回転と最小スライス厚0.625mmを実現し、胸部(30cm)であれば7~8秒、胸腹部(50cm)であれば12~13秒の短時間撮影が可能。また、同社開発の3次元画像再構成アルゴリズムを採用し、アーチファクトを低減した高精細な画像を提供する。

MRI検査
MRI(Magnetic Resonance Imaging :磁気共鳴画像)検査とは、強力な磁場を利用して人体の水分を含む組織を画像化する検査です。
MRI検査は、疾患の早期発見、診断および治療のための標準的な手段として、今日の医療には欠かせない診断方法となっています。

MRI検査の特長
・軟部組織の描写に優れており、超音波、X線やCT(コンピュータ断層撮影)検査など、他の検査ではとらえることのできない情報が得られる。
・検査条件を変えることで、多様な写真を撮ることができる。
・放射線被曝がなく、患者様への体の負担が少ない。

日立製 AIEIS Vento (0.3 ステラ)

主な特長
(1) 高速画像処理システム
  「Echelon Vega 」で使用されている高速画像演算ユニットを採用。画像処理の高速化を図ることにより、今後多用されていくことが見込まれる3D処理などの画像処理高速化に対応して いる。
(2) 高機能アプリケーション
  ①イメージステッチング機能
    複数の連続する画像をつなぎ合わせる機能。画像のつなぎ目部分を、幾何学的に補正することで見やすい結合像を提供する。
  ②高度な位置決め機能
    高度かつ簡単に設定することができる位置決め機能を採用することにより、操作性の向上を図った。
(3) 斬新なデザイン
  狭い所が苦手な患者さんや子供の検査でも好評のオープン型デザインを採用し、高い開放性を実現した。また、新しいカラー・ラウンドフォルムデザインを採用し、患者さまに安心感を与えるデザインとなっている。

骨密度測定装置

日立アロカ製X線骨密度測定装置 DCS-900FX
超高齢化社会を迎えつつある今、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)対策に取り組む動きが広がり、骨粗鬆症の検査が重要視されている。
DCS-900FXは、骨密度測定装置を用いた骨粗鬆症診断において、検査者だけでなく被検者の快適性を重視し、さらに高画質テクノロジーを兼ね備えた装置として開発された。多様なニーズに適応する、高い汎用性を持ったX線骨密度測定装置である。

製品の特長
1.省スペース設計が実現する快適性
  設置面積0.72㎡ というコンパクト設計が、用途に応じた移動や最小限のスペースでの設置を容易。またワンタッチで装置ヘッドを開閉する事(ワンタッチオープン機構)により被検者が乗降しやすいよう設計した。
2.多様なニーズに適応する汎用性
  DCS-900FXは、骨密度測定で重要視される腰椎・大腿骨・前腕測定に対応している。
3.高画質テクノロジーと快適なアプリケーション
  コンパクトで高出力のX線発生装置と独自のワンパススキャン機能により、高速スキャンと信頼性の高い測定値取得を実現。腰椎測定:約40秒、大腿骨測定:約20秒、という短時間測定により、被検者への負担も軽減する事ができる。また、日立アロカ独自のBMスタビライザー(骨塩量安定機構)により、高次元での精度管理も可能にしました。

超音波検査

超音波検査はアロカ製Prosound a7を使用し、ベット側に常備して時間を取らずにすぐに検査できるようにしております。
主に消化器疾患に対して検査をし、患者様に負担をかけずに検査が可能です。

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